カテゴリー「映画・テレビ」の27件の記事

ゆれる(新京極映画祭)

 新京極のシネマリーベで西川監督の作品をやっていたので観てきました。20時からの上映1回きり。RCS会員なので1000円で。

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 地方で家業のガソリンスタンドを継いでいる長男(香川照之)と東京でフォトグラファーをしている次男(オダギリジョー)の兄弟は幼馴染(真木よう子)と渓谷に出かけるが、彼女は吊橋の上から落下し、死亡する。殺人容疑者となった長男は起訴され、公判に。

 ディアドクターでもあったのだけど、冒頭で鍵となるシーンがあり、その後の展開で見る者に考えさせる手法。ともに独身の兄弟の葛藤、心理描写がスゴイ。2回以上見ないと、この映画の全貌がわからないかも。玄人受けする重厚な作品ですね。ただ、田舎で生真面目に暮らす長男と、東京に出て自由気ままに過ごす次男が、ちと、紋切型だと思った。

 

 

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火天の城(宮大工の技)

 ワーナーマイカル茨木が何周年だかの記念で1000円興行があり、鑑賞。(9月20日)

(以下ネタバレあり)

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 1576年熱田神宮の宮番匠(宮大工)岡部又右衛門(西田敏行)は織田信長(椎名桔平)に命ぜられ、奈良や京都の宮大工達との指図争い(設計図によるコンペ)に競い勝ち、安土の地に5重の城郭を築くこととなるが、大黒柱となる檜の構造材が入手できないなど、困難が待ち受ける。

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 安土城の城跡を前に見たことがあり、木造の架構がどう描かれているか思ったのだけど、宮大工の匠の場面が少なかったような。でも、技術面ばかりだと、ドキュメンタリー映画のなってしまい、ドラマ性がなくなるのでしょうが。椎名桔平の信長はニヒルで適役やったような。あとは、木造建築関連で聞いたりする言葉が出てきたのが面白かった・・・杣人(そまびと、木を切り出す人)、作事(建築・修繕)など。

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 木曾上松の杣人(緒形直人)が叉右衛門の人柄に引かれ、大口径の檜を供出し、あげく主君の木曾義昌に斬られるんだけど、そんなんありかな。(一緒に夜営したときに、川魚を叉右衛門が半分、差し出しただけだと思うけど。)

 夏八木勲扮する穴太(あのう)の石工は坂本にあった石工集団で延暦寺の営繕部門でもあったようです。日吉大社付近でも穴太積みと呼ばれる石垣があります。この地名も駅(京阪)も大津市にあります。

 大黒柱が立つシーンや巨岩を引くシーンはCGもあったみたいだけど、それなりに迫力が。叉右衛門の娘凛(福田沙紀)が必要以上に登場し(出すぎ)、疲れたのは自分がオジサンだからでしょうか。

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セントアンナの奇跡

2時間40分の重厚長大の長編でありながら途中退屈せず見れた。

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定年間近の黒人の郵便局員が窓口に切手を買いに来た客をドイツ製拳銃(ルガー08)で射殺した。取材した新聞記者は犯罪と縁が無い男に不審がる。

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半世紀前のイタリア、トスカーナ地方での黒人部隊で従軍の回想シーンへと移る。米軍兵士が待ち構えた独軍の機関銃(MG42)になぎ倒される光景や、カラー映像の精度を落として傷つく人間を描くシーンはプライベートライアンそっくり。

ナチスSSの虐殺で両親を殺され精神に異常をきたした少年が4人の黒人兵士と行動をともにし、最後はロザリオを少年に託すがこれが半世紀後の再会の鍵となる。

村人達が教会の前で、米軍兵士が出撃の前に、捕らわれた独軍捕虜がめいめい跪いて祈りをささげるシーンはなにやら象徴的な感じが。テーマが黒人差別、戦争と人間、キリスト教、再会など輻輳してるけど、見ごたえ十分。

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村人を虐殺したのはSS(親衛隊)でヘルメットや制服のマークから読み取れた。主人公にルガー08を渡した独軍将校らの国防軍とは異なる組織。

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最初の場面でジョン・レグイザモ(ER12でマニアックなスタッフドクター役を演技し、女性に弱いのも今回と同じ設定)が出てきて、期待したのだがアパートから新聞を落とす場面で終わってしまった。

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ディア・ドクター (人間の嘘)

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西川美和監督は30台前半の女性でありながら、相当才能のあるひとらしく、今回のこのディアドクターもいろんな評論家が絶賛していた。鶴瓶はあまり好きではないのだが、前評判に引かれて鑑賞。回りの観客は老夫婦とおばあさんの連れが多く、西川作品というよりも笑福亭鶴瓶を見に来ている感じ。

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最初は鶴瓶の家族に乾杯のノリで、ゲストの研修医の瑛太、看護婦の余貴美子らとともに山間僻地を回り老人達と面白可笑しくやってゆくような感じ。ただ、鶴瓶の演技はともかく、余貴美子、瑛太、香川照之(薬屋のセールスマン)らの深みのあるキャストとカメラワークの細かさなどで、それなりに観る値打ちはあると思う。僻地医療や人間のつく嘘に対するメッセージは聞こえてこなかったけど。多くの人が前作の「ゆれる」まではいかないが、それでも良かったと言っている。私もレンタルで「ゆれる」を観よう。高槻ロコプラスシネマにて。

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劔岳 点の記 (山岳案内人 香川照之)

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封切後1ヶ月以上たち、シネコンも小さい部屋に移ったが、ほぼ満員。登山ブームのためか、中高年の人が殆んど。「おくりびと」のときも思ったのだけど、もっと若い人が邦画の話題作を観てもいいのではないかな。

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 時は日露戦争後、富国強兵を目指す日本は精緻な地図の作成のため、陸軍参謀本部測地測量部の柴崎(浅野忠信)が未踏の劔岳に三角点の設置のため、地元の案内人宇治長次郎(香川照之)と共に山頂に挑む。

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 黒澤映画のカメラマンが監督であり、CGを使わない画面は身近で臨場感が。

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 でも、特筆すべきは香川さんの演技でしょう。困難を成し遂げるという強靭な意志が滲み出ているような。主人公は浅野さん扮する測量部の柴崎なんでしょうけど、逆転しているような。2人とも、テレビドラマやCMは少なくて、邦画によく登場するのが好きです。こういう山岳ガイドがいれば、大雪山系で遭難死もなかったかも。

27526_n0018470_l1 皇太子殿下と試写会で。

 香川さんの同年代には同じような性格俳優が少ないため、出まくりのようですね。この人は母が年配の人なら知っている浜木綿子さんで、父は歌舞伎役者というサラブレッドの家系。東京大学を出て、俳優になったようです。

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 来年放映予定のNHKの坂の上の雲では正岡子規を演ずるため、食事制限とランニングで15kg減量したとか。共演した妹役の菅野美穂さんが背中をさするシーンで骨が浮き出ているのがわかり、びっくりしたとか。役者魂ですね。

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ブッシュ(ファザコンの米大統領)

 名門一家に生まれるも、生来の怠け者で、父のコネでエール大学やハーバード大学に入学するが、アル中や乱痴気騒ぎで警察沙汰になり、議員の父にいつも尻拭いをしてもらう放蕩息子。

 40歳になるまで父から与えられた仕事を途中で投げ出すダメ男君。日本で言えば、「あほぼん」(外交評論家の中には今のアメリカ大統領は相当IQが低いのではないかと発言する人もいました。)。父からは「人間には器がある」と諭される。

 そんな男が、神の啓示により、選挙に出馬し、第43代合衆国大統領となる。

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 アメリカ社会の病巣をえぐる映画と思いきや、オリバーストーン監督はジョージ・W・ブッシュの愛くるしい人間を描いている。彼の魅力は単純明快さ。インド洋沖で、航空機で航空母艦に降り立ち、兵士らと勝利の宣言を分かつ。傷ついた帰還兵を夫人と共に、心から見舞いの言葉をベッドサイドから贈る。映画にはないが、9.11のグラウンドゼロで消防士達と肩を組んで歌っていたのを思い出した。

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 面白かったのが、ブレーンのライス補佐官、パウエル国防長官、チェイニー副大統領、イギリスのブレア首相のそっくりさんが出てきて、舞台裏の会話があったこと。
 大量破壊兵器があるとのCIAの情報を基にイラクを攻撃したが、その情報がウソであり、閣僚達が責任のなすりあいをする。

閣僚  「衛星写真から大量破壊兵器(核兵器)の生産拠点らしき洞窟があったが、どうな った?」
CIA責任者 「あれは放牧した牛が水を飲むための窪地だった。」

 夢の中で「イラク攻撃は間違いだ」と父親の元大統領が息子に忠告するシーンは偉大な父を乗り越えられない主人公の性があるようで面白かった。興味ある作品なのに、上映館がなく、天六のホクテン座まで行きました。
 DVD借りて観るのもお勧めです。

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路上のソリスト(ホームレスの演奏者)

L.A.タイムズのコラムニスト、スティーヴはある日、澄んだヴァイオリンの音色を耳にする。

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無心に2弦のヴァイオリンを奏でるホーレスのナサニエルだった。聞けばジュリアード音楽院を中退しているとか。
こんなにも美しい音楽を奏でる音楽家が、なぜ路上で暮らしているのか…? 、
記者魂に燃えるスティーヴは取材を重ねつつ、彼に演奏家としての機会を与えようとするが・・・・。

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後半は感動の展開と思いきや、やや肩透かし。ロサンゼルスフィルの英雄の演奏場面は良かったものの、高揚感イマイチ。
ただ、L.A.のスラム街や支援センターの貧しき人々の描写を見るにつけ、単純なハッピーエンドはそぐわないでしょうね。

高槻ロコ9シネマプラスで。

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解夏(長崎の映画)

解夏とは仏教の僧が夏に行う安居という修行が終わる時。長崎の映画といえば、この映画でしょう。原作はシンガー・ソング・ライター、さだまさしの同名小説。

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 東京の小学校の教員しているを隆之(大沢たかお)。彼はある日、体の不調を訴えて幼なじみの医者、博信に診察を受ける。そして、徐々に視力を失っていく難病のベーチェット病と診断された。隆之は恩師の朝村へ挨拶に行き、自らの病気を告白するとともに、朝村の娘で隆之の恋人である留学中の陽子(石田ゆり子)とは別れることにしたと告げる。

職を辞して失意のうちに長崎へ帰郷した隆之は、家族や友人に支えられ、懐かしい故郷の光景を目に焼き付けていく。そんな彼のもとにある時、陽子がやって来た。隆之は陽子の将来を思い、悩む。ある日、2人は聖福寺という寺を訪れ、そこで林(松村達雄)という老人に出会い、解夏の話を聞く。

映画の舞台となった寺などを市電を使っていきました。

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市電は料金100円均一です。

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興福寺です。団体客がいないため、静かでした。

聖福寺にはいけませんでしたが、寺町通り(寺や墓地が多い)を歩いて崇福寺へ。

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中華風です。山門で面白かったのがこれ

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近くにある、二人が歩いたへふり坂です。

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このほか、二人がしっぽく料理を食べた中華街の江山楼という店も行きました。

私はレンタルDVDで鑑賞したのですが、大沢たかおさんが自分の作品を観て泣いたというくらいの感動ものでした。松村達雄さんが鬼籍に入れらており、林老人の話も重みがあるような。

あと、長崎の映画といえば、

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田中裕子と岸辺一徳の中年男女の話です。

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大沢たかお/石田ゆりこ/解夏 スタンダード・エディション
2,940円

いつか読書する日/邦画
4,486円

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愛を読むひと(元ナチスの女性看守)

 イオンシネマ久御山が10周年で1000円で鑑賞できた。剣岳点の記のするか迷ったが、ナチスとドイツというテーマに引かれこちらに。

 15歳のマイケルは学校の帰りに親切にしてもらった21歳年上のハンナにひと夏の恋をする。突然姿を消したハンナを見かけたのは法学部の学生となったマイケルがナチス訴追の法廷で被告人の彼女としてだった。そう、彼女はSS(ナチス親衛隊)の看守でホロコーストに加担していたのだった。

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 原作は「朗読者」でタイトルに後半の鍵があります。弁護士として成功したマイケルも離婚し、娘と会うのもままならない。心の隙間を埋めるべく、収監されているハンナにかつて読んだチェーホフなどの本をテープ録音し送り続ける。20年の刑期で出獄を許されたハンナは身寄りが無く、マイケルが引受人となるが・・・・・・。

 最後の展開などストーリーは秀逸で、男女の愛と言うか、無常観と言うか・・・・おすすめですね。ホロコーストはなかったと発言するイランの再選された大統領が物議をかもしていますが、背景にはドイツやユダヤの人たちの持つ重いテーマがあるような。

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天使と悪魔

 宗教象徴学を研究するハーバード大学ラングトン教授(トムハンクス)は、ヴァチカンからから捜査を依頼されるが・・・・。

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 キリスト教やヴァチカンのことをあまり知らないので、よくわからないのでは・・・と思ったが。筋は分かり易く、謎めいた古文書をラングトン教授が解明、次々とローマの寺院を女性科学者と駆け抜ける展開はスピード感があり、最後はどんでん返しもあり、楽しめた。

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以下どうでもいい感想。

1 冒頭のスイスの科学研究所の場面では所員たちの会話がフランス語で交わされており、字幕に日本語と英語があり面白かった。英語、読もうとしたがすぐに切り替わって無理でした。

2 強力な破壊力を持つ反物質(Anti Matter)というのは作り話かと思ったら、実在し、スイスの研究所もあるみたい。ただ、破壊力はなく、兵器 にはなりえないと日本の学者がWEBで説明していました。

3 終盤に鍵を握る人物カメルレンゴがダニエルカールさんに似ているように思えてしかたなかった。

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レイチェルの結婚(依存症の妹)

しばらくブログをサボってましてその間に見た映画など順次、UPします。

で、5月の映画の日に観たのが、レイチェルの結婚。シリアスだけど面白い映画でした。

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依存症の施設を出たキムは父親の迎えの車で実家に帰る。2日後に姉(レイチェル)の結婚式があるためだ。
式の準備でみな忙しく、自分にかまってくれなく疎ましく思うキムはレイチェルと口論に。姉の婚約者の友人、親族を招いたパーティで当意即妙でユーモアのあるスピーチを皆がする中、自分の過去を暗示させるへんてこな話をしたり。父に禁じられている車の運転をし、事故を起こす。

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主人公が覚醒剤中毒で自分の運転する車の事故で最愛の弟を亡くし、それが基で父母が離婚した重たい事実も後半に明らかになる。

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ユーモアや親しみを込めた表現ををしつつも、自分の自己主張は徹底的に行うアメリカ社会では家族の間でも攻撃的な会話がある。日本人の小生は絶対に生きていけないと思うし、この国に生まれて良かったと感じる。

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無事、結婚式は終了し翌朝、キムは迎えの車で施設に再び帰るシーンが印象的。

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英国王給仕人に乾杯(チェコとビール)

15年の刑期を終え、出獄した老人の男が、過去を回想するシーンから始まる映画は晩餐会のきらびやかさを連想していたのでやや以外の出だし。

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 タイトルから英国王室の給仕人を描いたものかと思ったが、 仕えたプラハのホテルの給仕長が英国王室で働いたプライドの高い男だったのだ。

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 チェコの片田舎で駅のソーセージ売りからパブのウエイター、そしてプラハのホテル・ド・パリの給仕人に上り詰める男の物語。金を貯めた老人、ナチス支配下のドイツ人と相手は変わるが、酒(ビール)と料理とでの酒池肉林の世界で主人公は要領よく振る舞い、成功する。知り合ったユダヤ人の商人の言いつけを実行し、洋館を手に入れるが、体制が変わり、刑務所へ。ズデーデン出身のドイツ人の妻も戦争で死亡。(ちなみに妻役は白バラの祈りのゾフィー・ゾエルを演じたユリア・イエンチらしい。)

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 歴史に興味のある人、はとても面白いと思う。ズデーデン地方のドイツ人保護のため、ナチスが駐留しやがて、チェコスロバキアがドイツに併合され(高校の教科書とおり)、その後、ソ連の支配下になったチェコの歴史がわかるような。

 時代に翻弄されたチェコという国家と栄華を極めるも奈落へ転落した男の人生の無常を感じさせる秀作でした。最後のシーンでユダヤ人商人へ出すビールとパンとウインナー(からし付き)がとてもおいしそうでした。

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ラースと、その彼女(LARS AND THE REAL GIRL)

今年の初映画は京都シネマで。人形を愛した男の物語。

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独身のラースは内気で、兄夫婦と同じ敷地のガレージにすんでいるが、気を利かせた兄嫁の食事の招待にも来たがらない.

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教会へ行く事以外は、人と接したがらない、そんなラースに新しい女友達ができたと兄夫婦に紹介したのは車いすに乗った人形(ラブドール)だった。

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 驚愕した兄は気が狂ったと思い精神科に連れて行くが・・・・・・。
 設定からして、病んだ人を描いた相当キワモノの映画と思いきや、小さい町で主人公(ラースとその彼女ビアンカも)を取り巻く人たちのやさしい心遣いが描かれている。

 日本だったら、こういう人に対して近づかない、見て見ぬふりをするなど、ありえない話。
 途中から、案外いい映画なのかなと思っているうちに終わってしまったが、やさしい顔立ちで2枚目のライアン・ゴスリングが独特の持ち味で良かったし、ラ-スに思いを寄せる職場の同僚マーゴ演ずるケリ・ガーナーも田舎の純朴な女の子が適役。

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結構、お勧めかも。

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青い鳥(重松清)

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 京都シネマで鑑賞。地味な映画には珍しく、ほぼ9割の入り。学校関係者(教員)が多いみたい。
 学級のいじめが原因で自殺未遂し、転校した生徒、担任は事件のため、病気療養中。代用教員の国語教師村内(阿部寛)が着任する。
 村内は吃音障害(どもり)のため、学級生徒にからかわれながら、転校した生徒の机を教室に運びに入れ、毎朝、おはようと声をかける。学校、PTAは事件はすでに解決済みで子供たちに動揺を与えるなと、封印したがる。
 生徒たちの中にも村内の姿勢に共感するものも出始める。最後は、療養中の先生が復帰するため学校を後にする村内を見送る女教師(伊藤歩)が印象的。

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 村内教諭を見守っています。

 私鉄沿線の郊外の団地の設定は重松清さんのよくある小説の風景です。

 阿部ちゃんは懸命の演技だけれど、前半の緊張感に比べて、後半がヌルイ。村内教諭の考えもひとつの価値観だけれど、14歳の子に、負の経験を引きずらせるのは。最後は森田健作の学園ドラマみたいに(古いですね)一緒に走り出すようなハッピーエンドは思ってないけど、重いままに終わったような。でも、いじめって根っこが深いから、ありきたりの描写では伝えられないですよね。
 終わりの方は結構、すすり泣きが聞こえました。(どこが?と思いましたが。)ミクシイのレビューでも殆どの人が☆4~5でしたが、私は1800円出すのはどうかと、やや不完全燃焼。

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トウキョウソナタ(不協和音)

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会社の総務課長をしていたサラリーマン(香川照之)が業務を中国にアウトソーイングされたため、解雇された。
リストラされた父が家族には打ち明けず、背広を着て家を出て、公園で炊き出しの配給を受け、ハローワークに通う毎日。

職を失った中年男の惨めさは身につまされるのだが、家族に話せなくて父の威厳を保とうとするのもやるせない。ある日、配給食をもらっているところを妻(小泉今日子)に目撃される。

長男は米国の軍隊に志願し、イラクへ(このあたりはフィクション)。次男は小学校の担任とそりが合わず、ピアノ教室に行こうとするが父の反対にあい、給食費を ピアノ教室の月謝に充てて、内緒でレッスンを受ける。次男の音楽才能の芽を見つけたピアノ教師(井川遥)に音大付属中学の受験を勧められる。が、父は反対。

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父親の権威失墜から家庭崩壊へと向かうシリアスな設定だが、紆余曲折を経て、最後はもとの家族のつながりの鞘におさまったようでほっとした。

次男の音大付属中学のピアノ試験の実技風景で終わるのが象徴的な情景。

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家族で食事をするシーン(会話がなく黙々と食べている。)がよく出てきたが、無言の邂逅なのだったのだろうか。

映画の日(11 月1日)、京都シネマにて。

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おくりびと(納棺師)

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休日のシネコンで見たのですが、まわりはシルバー族というか年配の人で一杯だった。
おくったり、またはおくられたりという現実が身近にありそうな人達で。
渡辺淳一さんの小説で「死化粧」というのを昔読んだけど、視点が違いますね。

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東京でチェロ奏者であった主人公は夫婦で山形の実家に帰り、職を探します。

山崎努ふんする、納棺業の社長と見習いの社員(本木雅弘)のやりとりが、ユーモラスで
あのお葬式や、タンポポなどの伊丹作品のようでした。

しかし、後半からは死者を送る仕事、納棺師への差別・偏見などが山形の自然を通してよく、描かれ
ていた。チェロの重低音の響きは旅立つ人のメッセージのようでよかった。

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永らく音信不通であった実父の死に、最後に死化粧をほどこすのだけれど、父役がなくなった峰岸徹さんだとは。                                  合掌。

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歩いても歩いても

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次男(阿部 寛)が妻(夏川 結衣)と子供(妻の連れ子)とで、お盆に両親の住む実家に帰省する。
父は医院を廃業している。跡継ぎであった兄は事故で死亡。
次男は美術物の修復員ということになっているが、実は就活中。道中、足どりも重たそう。

古い木造の家、自分の部屋に行くと、アルバムや、作文などが昔のままであったりする。誰しも、思い当たる情景。

家族が集まり、去ってゆく。墓参りで自分の子供を供養するのはつらいという母(樹木希林)。

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恐ろしいほど、刺激的な場面がなく、静かに流れてゆく。

たった1日半の物語だけれど、共感を覚える場面があり、さりげなく家族関係を描くのは日本映画の伝統のような。大人の映画です。

高槻ロコ9プラスシネマにて。

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ぐるりのこと(日本映画)

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法廷画家を夫(リリーフランキー)にもつ翔子(木村多江)は出版社勤務でしっかりもの。共に美大の同級生。夫婦に待望の子供ができるが、亡くなってしまう。

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悲しみに打ちひさがれた翔子は勤務もやめ、うつ病になる。夫のカナオも連続幼女殺害犯や児童殺害犯などの刑法犯の被告人をスケッチするのだが、聞くに堪えない場面が法廷ではひろげられる。

カナオの飄々とした生き方が暗い世界に一筋の光を投げかけるのか。「東京タワー、オカンと、ボクと、時々、オトン」は観ていないが、リリーフランキーは役者ではないのだが、癒し系のキャラクターか。

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不動産業を営む翔子の兄(寺島進)夫婦との会話も翔子に突き刺さるものが多い。

・・・・・・・・・・

義姉 あなた、精神科通ってるでしょう?

翔子 心療クリニックです。

義姉 そういう人間が親族にいると、子供の学校の面接試験で落とされるんだから。

・・・・・・・・・

生きていくことって、結構つらいことがあるんだと思わせる。

木村多江さんは殆ど知らなかったけど、けっこう良い持ち味で、他の出演者も柄本明、寺田農、倍賞美津子、などの締まった展開。

監督自身がうつ病の闘病で数年ぶりの作品であり、にじみ出るような。

最後は翔子が世話になった尼寺の天井に貼る絵画を仕上げ明るい生活を取り戻すのだが、エンドロールでは周りの女性の嗚咽が聞こえた。

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今年の邦画で一番良い映画かも。

次に観たい映画が、「歩いても、歩いても」(阿部寛、夏川結衣)で同じ感じのものと思われる。

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つぐない(贖罪ー原作名)

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 映画を見る場合、雑誌の評論を参考にすることが多い。時間と金を無駄にしないため。

 今年上半期で、キネマ旬報や週刊誌でうるさい評論家の得点で、★が3~4(満点が4)でダントツの評判がこの「つぐない」。

 前半は戦前のイギリスの上流階級の避暑地でのできごとでやや退屈。しかし、後半は、思わぬ展開に。姉妹の妹が、姉の婚約者を事件の犯人と間違った証言をし、そのため婚約者が刑務所へ行き、戦時の出獄の条件として、兵役についた。妹は姉達に懺悔をしたいが、帰ってきた義兄は許さない。・・・・と観ていたら、これは作り話で、事実はもっと悲惨なものであった。

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 悲劇の話だが、一家の住まう城郭、気品のある演技、落ち着いたファッションなど、やはり良い作品でした。大津市滋賀会館にて。

 

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休暇

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  実直がとりえだけの中年刑務官(小林薫)が子連れの女性(大塚寧々)と見合い結婚するが、有給が残っていないため、死刑の執行役を志願して、特別休暇を得て新婚旅行へ出かける。

 スケッチを書き続ける死刑囚と淡々と仕事に努める刑務官達のもとへ死刑執行命令が。

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刑務所幹部は携わったものには1日の休暇が、※支え役をしたものは1週間の休暇があると告げる。自己の休暇のために志願したことで同僚とつかみ合いになるが、最後に主人公が「○○さん、あんたもこの仕事で飯を食っているんだろ。」と言い放つ。

 現法務大臣の死刑執行数、死に神などとあわせ、タイムリーな感じがするが、この映画は塀の外とは関係なく粛々と仕事を行う刑務官が描かれている。

 後半の死刑執行の場面が結構リアルであったため、まず、茶の間のテレビでは放映されることもないだろう。

 小林薫の刑務官役、西島英俊の死刑囚役が秀逸な演技であった。最後は官舎で新しい生活を始めた主人公と馴染み始めた連れ子が一緒に散歩するのを2階のベランダから妻が手を振るシーンがあり、ホットした感じが。重い内容ではあるがこういう映画もよいかも。

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※ロープが死刑囚の首から抜けないよう、下で絶命するまで支える役。

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ラフマニノフ ある愛の調べ

MOVIX京都で朝一鑑賞。予想通りガラガラ。

ラフマニノフと聞いてクラシックはどうもという人がいるかもしれないが、ピアノ協奏曲2番のフレーズは聞いたことがあると思う。

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フィギュアスケートでは定番曲であり、村主章枝選手や高橋大輔選手がこの曲を演技に使う。

折りしも、先月のN響アワーでラフマニノフをやっていてピアノ協奏曲2番を中村紘子の演奏があった。そのときに、村主選手の17年のトリノオリンピック選考会を兼ねた国内大会での録画があり、ラフ2の音楽と高速スピンでのフィナーレは見事なものでした。(そのときは好演技で彼女はトリノの切符を勝ち取りました。また、曲のサビの部分で観客が手拍子をする盛り上がりでした、)

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横道それましたが、池辺晋一郎さんがメランコリー(憂鬱な)といっていた音楽は、映画を見ると、ラフマニノフの幼少時代父母の離婚で喧嘩が絶えず、ピアノの下にもぐりこんでそれをやり過ごすという体験、トラウマから来るのかもしれない。

映画は作曲家というよりも天才ピアニストとして期待され、作曲していないことへの葛藤が画面で現れる。愛の映画というよりも、革命後のロシアから亡命した主人公の政治と音楽、体制と芸術家というテーマのような気も。

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主人公は神経質で、やたらとタバコを吸うヘビースモーカーであったのが印象的で、俳優がプーチン前大統領に似ていたような気が。家族とライラックの木を植えるシーンで終わるハッピーエンドでした。

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ラスベガスをぶっつぶせ(MIT)

映画の日、イオン久御山で朝一鑑賞。

MIT(マサチューセッツ工科大学)を主席で卒業し、ハ-バード大学医学部に合格しているが、30$の学費が工面できず、奨学金の1人枠が78人もいて途方に暮れる青年。

アメリカの医学部は4年制大学の卒業者が入学の対象で競争も激しく、学費もかかる。

奨学金の面接官は人に驚愕を与える経験を持つものでないと、難しいという。(これがオチにつながる。)

MITといえば、日本では東大の理科1類や東京工業大以上の偏差値である。

競争社会の中でサクセスを目指して勉学に励み、運もつかもうとする青年像を描いているのが前半。

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後半は、彼の才能に目をつけた数学教官が、確率論(変数変換)より、ラスベガスで巨万の富を得るストーリー。ダイナミックな展開、色彩豊かな登場人物はハリウッド映画の本領。でも、こんな美女がMITにいるのか。

ブラックジャックのゲームがわからないと面白くないが、カウントという技術はよくわからなかった。

教官役のケビン、スパイシーは適役。人にものを説くのはうってつけの人物。

ひさしぶりに面白い映画であった。起承転結あり。

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茶の味(山のあなた)

深夜番組でやっていたので、新しいTVのハードディスクで録画した。この映画、レンタルDVDで一度挫折、1回目は良くわからなかった。 父の催眠療法士が三浦友和、母の手塚里美はアニメの脚本を書いていて、その弟が音楽のミキサーをやってる浅野忠信。石井克人監督。

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奇想天外な場面やギャクの中で美しい自然や家族の織り成す展開。最後でようやく監督のワールドが理解できたような。でもシュールな映画。 題名のとおり、まったりした茶の味でした。
邦画マイナー映画の定番俳優浅野忠信の出演。
髭と長髪がトレードマークのこの人(最近は髭を落として、髪も短くなった。)、 ボソボソしゃべって声が聞き取りにくい 。存在感がないというか、それが持ち味なのか(私は好きですけど)。どこにでもいる青年風だけど、かかせない役なような。

番組前半は石井克人監督の新作映画「山のあなた」を紹介していた。 この監督、日本の自然の風景を描くのが得意みたい。

20080303006fl00006viewrsz150x1_2   茶の味は草薙くんも出ていました。

「山のあなた」は5月24日から公開。入場料1000円です。

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実録・連合赤軍(第七芸術劇場)

あさま山荘と聞いて、ピンとくるのは45歳以上のひとと思いますが、昔テレビの実況中継していたのを思い出しながら、十三の映画館へ。ここはエンターテインメントの上映はせず、硬派の映画が多い。あの「靖国」も上映されます。歓楽街の真ん中で有名なねぎ焼の店の斜め前にありました。

実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)あさま山荘への道程

3時間10分の映画で、場内は当時(1972年)学生だったと思われる団塊世代でぎっしり満員。若松孝二監督が私財2億円を投じただけあって、骨太の内容でした。

あまりにもテーマが重すぎるので、感想はこのブログでは差し控えますが、学生運動や高度経済成長の転換点であった当時の日本社会を学ぶのに多くの人が観ればよいと思います。

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ダブリンの街角で(GW映画)

GWだけれど遠出や旅行の計画もなく、ある日、高槻に映画を見に行きました。(高槻ロコシネマプラス)

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アイルランドの都市で、昼間は父親と掃除機の修理をし、夜は街角で自分が作詞作曲した歌を演奏し、ギターケースのチップをいれてもらう青年。片や、チエコからの移民で花を売り、ピアノができて音楽好きな娘。

ともに豊かではないけど、手作りの音楽を作るのを夢見て共演のCDを作ります。成功物語(サクセスストーリー)でもないし、貧しさを憂うのでもないし、奇想天外な展開もなく、終わってしまいました。この手の音楽は良くわからないのですが、きれいな詩できれいなメロディーだった。ギター弾く人や、バンドの経験のある人なら答えられない映画でしょうね。

さりげないけど、観て損はなかったかな。でも、アイルランドの風景と俳優はSTYLISHだな。

ちょうどこの日は高槻ジャズフェスティバルで、街中のあちらこちらでジャズの生演奏が行われていた。ジャズはきいて不快感はないのだが、どれも同じに聞こえるのでした。ジャズファンて年配のおっちゃんが多いのですね。

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君の涙ドナウに流れ

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 住宅ネタではありませんが、シネ・リーブル梅田にて鑑賞。建築関係の人には積水ハウスの本社のあるところといったほうがわかりやすいかも。

 1956年は私が生まれた年ですが、ソ連の支配下におかれた東欧のハンガリーの市民が自由を求めて活動する史実に基づいた映画。市民運動をする女子学生とオリンピックに出場する水球の男子学生の恋愛に保安当局が終止符を打たんとする冷徹さ。マイナー(わたしが思っているだけ?)な水球のゲームの動きも面白い。

 日本人は平和ボケしているといわれてもしかたないと思った。この手の作品は上映期間、上映館も限られ、まず、TV放映もなく、DVD化もないだろう。地味な映画配給の京都シネマも来年2月まで上映ないので、大阪まで見に行きました。

 フランスのサルコジ大統領もハンガリー移民の子らしく、社会主義国家から親が亡命したとするとわかりやすい。映画好きの人は一見の値打ちあります。

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 映画館を出ると、スカイビルは大きなツリーが。

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 ウエスティンホテルで祝宴したカップルも。

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どういうわけか、ドイツの屋台も一杯出てました。ソーセージにジャーマンポテト、そしてお菓子。

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間近で見るとこんな感じ。

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不都合な真実(地球温暖化)

 3連休の最終日、箕面ヴィソラへ映画を。シネコンではワンコインで旧作のサービスがあります。500円で名作が。

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 アメリカのゴア元副大統領が訴える地球温暖化の危機がテーマです。CO2の排気量と温度上昇は相当深刻なようです。 環境、ロハス、エコロジー、自然住宅など考える人は必見でしょう。(今は上映していないので、レンタルDVDでしょう。)

 温暖化の影響で、南極の氷が溶け、南の島の陸地が狭まったり、ハリケーンでアメリカに深刻な災害をもたらしたり。(日本でも、集中豪雨や台風でここ数年各地にかつてない被害があります。)

 印象に残ったのが、最後のほうで

  より多くの断熱材を!

  省エネルギーの家電製品を!

  木を植えよう!

などのフレーズでした。OMソーラーや太陽光発電も考える必要があったかななどと。

折りしも、原油価格高騰で、近くの山から木を使い、職人さんの手造りで家を建てるのは

エコロジーかなどと自画自賛になったりして。

山の木も、50年を過ぎると、CO2を取り込んでO2を出す力が弱まると聞きました。適切に伐採し、新たな木を植えるのも環境にとって必要かもしれません。

日本の荒れた山も深刻ですな。

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商業施設はシネコン、カルフール(フランスのスーパー)、専門店街が連絡通路で結ばれており、屋根は大断面集成材のトラス構造です。

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 数年間にできたときは駐車場に入るのも時間待ちだったが、今は適当な混雑で若い家族連れと、なぜかペットを連れたひとが目立ちます。新しい施設で気分転換にも。

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